luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

アマガミ 2、棚町薫、の場合。

アマガミ主要エンティング終了記念の連載企画、です。
アマガミの人物の心象群像についての感想を、一人一話ずつ、毎日語る予定です。
緊急時には、途中に他記事エントリーが入りますが、基本は連載の予定。


エントリー記事の性格上、ネタばれもありますので、未プレイの方は読まない方が良いかも。一応、最初に表示される部分には、ネタばれを含まないようにはしますが...。

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次にエンティングを迎えたのが、薫さん*1
最初のプレイ時に、絵の才能が認められた、というイベントがあり、遠い街へ行く話が出たのが気になってました。
彼女のイベントを起こすと、絵に関するイベントは、一緒に授業で絵を描いて、それに感嘆する話で、それ以上特に発展する話題ではありませんでしたが、アルバイト先のファミレスで、メニューを考察しているイベントもあり、後日談として何か語られるのは面白いかもしれません。


いわゆる、今まで悪友として、馴染んだ女友達を異性として意識するようになり...というのは、学生時代を思い出してみると、結構あったような気もしています。ただ、このゲームと違い、実ったものはありませんでしたけどね...。
昔を思い出すと、やはり若かったせいか行動に余裕がなく、相手の気持ちの機微や、異性として悩むような内容に関して無頓着*2で、実際、相手に普通の好感情があっても、自身の行動がそれを壊していたような気がします。
そういう意味では、彼女のイベントでは結構実体験とは異なる楽しい思いができたかな、と思っています。


後、彼女は母子家庭で、母親の新しい相手と、過去の父親の記憶の相克に悩むイベント*3では、過去の美化されがちではあるが、でも大切にしなければならない記憶を、どう扱えば良いのか、悩んでいる姿*4とか、自分の主人公への感情を整理できない姿とか、そういった面が見れたのが良かったかな。
ただ、過去、悪友だったという設定がありますが、その内容が生かされた過去のエピソードなんかが、もう少しイベントとしてあれば良かったかな、とは思います。


あまり回数プレイしていないせいか、彼女の印象はあまり強くない*5です。
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*1:何か、初登場時に「アマガミ」してくれるので、初っ端から飛ばしているなあ、と思ったが、その後はそうでもなかったか?

*2:これは今もそうですね。さすがに、ある程度経験上の知恵は付いていますが、つい、やってしまう事も多いです。

*3:父親の記憶の情景を、もう少し語るエピソードがあっても良かったかも知れません。

*4:エンティングのエピローグが関連ストーリーですが。

*5:ナカヨシ END で、田中さん絡みのイベントがあるそうで、それはまだ未プレイなのですが、色々やったら、また印象が変わってくるかも知れません。後、デート時の遊園地の男性化、は主人公のうろたえ状態が少々可笑しかった。まあ、デート相手の性逆転現象が起こったら、確かに困惑するわなあ...。