luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

アマガミ 3、中多紗江、の場合。

アマガミ主要エンティング終了記念の連載企画、です。
アマガミの人物の心象群像についての感想を、一人一話ずつ、毎日語る予定です。
緊急時には、途中に他記事エントリーが入りますが、基本は連載の予定。


エントリー記事の性格上、ネタばれもありますので、未プレイの方は読まない方が良いかも。一応、最初に表示される部分には、ネタばれを含まないようにはしますが...。

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三巡目ともなると、イベントの起こし方も段々慣れては来たのですが、少し戸惑ってしまったのが、彼女...。
妹が登場する、本人の登場イベントも、少し奇妙な感じで、まあ、確かにこういう「じゃれ合い?」をしている光景は目撃する事もあるが、隠れてやっているにせよ、少々問題行動じゃないかなあ、と思ったりもして。
後、女子高で色々あって、対人恐怖症、かつ女性同士でのじゃれ合いも、本人の経験上あまり良い印象を持たない設定で、これを持ってくるのは何か違和感があった。
まあ、イベントとして起きるのは、そこだけではあるが*1


彼女自身は、本人の対人恐怖症としての反動か、自分の感情に気がついた後の行動は異様に早く、非常にストレートに、彼女からの告白の形で「お試し交際?*2」を開始する事になります。
ここら辺は自身の経験上、情熱と思いこみで突っ走るけど、自分の羞恥心と言うか、感情の葛藤が邪魔して、積極的な行動になかなか移れず、「受身的な行動」と「積極的になりたい自身の心の葛藤」で悩むという、後輩の先輩への憧れみたいな感情が良く表現されてたように思います。
こういう女の子って、自身の家がある程度裕福だったりすると、豪奢というか、非常に優美な服を着てきたりする情景も、自己の過去の情景と重なる処があり、そういえば、凄く煌びやかな服を着て来た事があったなあ、と似た傾向*3の若干年下の彼女と付き合っていた時代を思い出しました。


この思いこみで突っ走る、というのは最後のクリスマスデートのイベントに繋がっていくわけですが、多分、彼女、自身が恋愛としての「お付き合い」になっているか、自信なかったのでしょうね。主人公の行動の迷い*4を、つい、自身への関心のなさ、と受け取ってしまった。
ハプニングがあって、最後に、再会出来たから良かったけど、あれで当日に再会できないと、フォローにも厳しいものがあったような気がします。
ああいう女性って、結構激情のあまりに、感情の反転というか、好きさ余って憎さ百倍なんて事もあるので、テキタイ状態への反転がある、彼女の設定は、結構納得がゆく内容だったように思います。


最後に、エピローグの内容ですが、まあ、ああいう内容になるのは、彼女の性格考えると、非常にありえそうですね。あと、お嬢様的な育てられ方していると、結構やきもち焼きも強いんじゃないかなあ、と将来の修羅場というか、まあ愛憎の場を想像してみたりして...。*5


ちなみに、余談。デート中のドクター・フィッシュですが、これ、ホンソメワケベラですよね? 違うのかな。ダイビングとかで、クリーニングポイントとして、魚が群れている処にいる魚*6ですね。ちょっと懐かしかった...。
まあ、これは余談...。
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*1:ソエン状態で起きる、某BL作品を書く、紗江ちゃん、というイベントもあるので、ここら辺で、少々嫌悪感が起きる人もいるかも。まあ、ゲームだし、と割り切れば良いのかもしれないが。

*2:この設定は、最後の最後で、イベントの伏線になってますね...。

*3:彼女は、いわゆるヲタク趣味はありませんでしたけど。趣味的にマイナーな分野に詳しかったので、今でも、その分野のマニアックな知識を私は持っていたりする。まあ、これは個人的な内容なので、内緒(苦笑)。

*4:まあ、デート中に、妹のフォローのために、土産物を買おうとする、主人公もちょっと問題ありだけど。ああいうのは、相手に見えないようにやるものです。もしくは、それを気にする相手かどうか考える。彼女は結構気にするタイプだったようですね。

*5:まあ、夫婦喧嘩は犬も食わぬ、とは言いますけど。そこら辺は、人それぞれ、好き好きですからね...。私は結構好きです。彼女のやきもち焼き。まあ、極端なのは「引き」ますが...。

*6:擬態種ニセクロスギンポもいますが、そっちは目撃したことない。