luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

冤罪を発生させているという事は、真犯人を野放しにさせている事と同じ。

事件が起きたりすると、感情のあまりに間違った犯人を捜しだし、冤罪を発生させ、誤った被疑者を叩き続ける、なんて構図が散見される。
良くみられるのが、実情が分かり難い痴漢などの犯罪や、その他の不可解な刑事事件だが、これは実態の発生が分からない、医療に関する事例でも同様です。無論、医療の現場では犯罪を明確に引き起こす犯人なるものはいませんが、真の発生原因を見逃し、治療の機会を見逃す、もしくは適切な医療判断ができず、間違った治療をしてしまう、という事は起こり得る。
その意味では 子宮頸がんワクチン「脳障害」に根拠なし 誤報の震源は医学部長 利用される日本の科学報道(中篇) WEDGE Infinity(ウェッジ) は同じ構図を感じる。事実であるとすれば、誠に遺憾であり、その結果として、何らかの治療手段が適切に行われない状態であるのなら、問題であると言える。
例えば、子宮頸がんワクチンが適切に接種されない影響で、実際の癌発生患者が増加する事態になってしまう、とか。
ヒトパピローマウイルス(HPV)*1への対策は、放っておかれていませんかね。