luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

敢えて現場に新しい人が来る日に言います。人を見誤るなかれ。

私自身が、とある現場で、何故か知ったかぶりに陥った方に、その事のみで無知呼ばわりされ、挙句は普通の基礎技術の保有さえ否定されて、業務に支障をきたした事があります。
言った方は、とある環境に、とあるバージョンの製品が入っているのが「一意的に決定される」と思い込んでいたらしく、「製品をセットアップした経緯にもよるので、実は色々なバージョンの状態があり得る」という事実を認めることが出来なかった。
私は後者を主張したのだが、何故か前者の前提に固執し、事あるごとに、「〜を知っているか?」と技術的な未熟性を強調した発言を繰り返し、業務の行動連携を妨害しがちだったため、業務を管轄する事業本部の管理職と掛け合って、その人と業務が関係しないように取り計らってもらったことがある。
私の立場的なものや、技術的な内容を良く知っている人が、管理部門に居たからこそできた処置だったが、そういう背景が無い人や、例えば派遣業などで、ほんの一瞬の時期にしか、その現場に居ない人が、同様の事態に陥ったら、ちゃんと評価修正がされるだろうか。
多分、されないだろうと思う。事実、冒頭の彼は、「私は更迭された」と、その後も思い込んでいたらしいから。


そんな話題以外にも、隣に座っていた、経営会議に参加するような上級管理職を、外見の平凡さから見誤ったか、かなり粗雑に扱ってしまった、年配の社員とかもあった。彼のかなり上の方の上司でもあったのだが、あの事件、顛末はどうなったのだろうか...。
どんな状況下でも、人の力量を見誤る事はあり得るけど、特に新しい人が現場に来た時に、安易に自己の思い込みで、人を見誤る事だけは、止めておいた方が良いと思う。いったん思い込むと、相手への印象は容易には修正できなくなるので。