書籍、読みました。コンパクトな中に基本的な要素が詰まってます。
世の中には、気楽に暮らしていると、妙な報告から偽医療やら、迷信が忍び込んでｋるので、それに対峙するための基本情報が載ってます。根拠情報のリンクもあるので、情報の確認もできる。
良い本ですが、情報は公開されるうちから、ゆっくりと古くなっていくので、更新する事を心がけた方が良いかも。
白血病の一部が、生存率が上がって死病ではなくなっていたり、ワクチンの接種率が上がって、麻疹が周囲から消えていたり。医学の進歩で、過去から変わっている事も多い。
一方で、社会的な構造からデマ情報が払拭できずに、ワクチン接種が進まず、結果的に子宮頸がんの犠牲者*1を減らせない、HPVワクチン忌避、という問題もあります。
この書籍を第一歩として、情報リテラシーについて真面目に考えて行ってください。デマ屋は何処にでもいて、人の心の隙間に忍び込もうと狙っています。マスコミにも色々蔓延ってしまっていますから...。
*1:年間数千人の死亡者は少ないとは言えない。
