luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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日常的に、スポーツ飲料を飲むのは止めましょう。

...暑いですよね。熱中症もいっぱい発生しています。
さて。一般的な熱中症対策は、ここら辺を読んでください。→ 今年の夏も熱中症に注意 こうすれば熱中症を予防できる | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク


あれ? 何で糖尿病サイト?と気付いた人は鋭い。...変なサイトを紹介すると、スポーツ飲料を飲む方向に誘導されたりするので。さすがに、慢性病*1のサイトでは、そういう方向へはいかないのです。


...何故かというとですね。スポーツ飲料を夏場*2に愛飲すると、ペットボトル症候群という怖い状態になってしまうのですね...。
http://woman.excite.co.jp/lifeplanning/news/rid_35607/ より。

大量に飲んで糖分をたくさんとりすぎると、血糖値が上がります。血糖値が上がると口が渇くので、ますます水分をとりたくなり、清涼飲料水をますます飲むという悪循環に陥ります。そうして常に血糖値が上がった状態になること*3で、急性の糖尿病になってしまうというのが、この「ペットボトル症候群」です。

http://woman.excite.co.jp/lifeplanning/news/rid_35607/

緊急時の対処*4ならともかく、いわゆる点滴の成分*5で、スポーツ飲料を飲むのは仕方ないとして*6も、日常的に飲んだり、そういう状況での常飲を習慣にするのは止めたほうが良いと思います。
熱中症対策には、普通の水や、薄めのお茶を飲み、時々、少量の塩を採るようにした方が良いと思います。
夏の健康対策を考えて、他の病気を誘発してしまった、というのはあまりに悲しすぎるので、熱中症対策には、普通の水を飲むようにしましょう。
また、清涼飲料水も常飲にせず、ゼロカロリーのものにするとか、考えて飲むようにしてください。

*1:まあ、元々が熱中症にかかりやすい母集団なのではあるのですが...。

*2:夏場以外でもそうですが...。

*3:実際にはインスリンの大量放出による、すい臓の分泌細胞の疲労も関係していると思われる。論文とかが見つからなかったので、今回は推測に留めますが。

*4:ちなみに、ポカリスエット等は元々、北海道建設新聞社 - e-kensinプラス にあるように、飲む点滴として商品化されたものです。医療用であれば市場は限られますが、一般市場は母数が違うので。  ただ、そうするのであれば医薬品メーカーらしく、「過度の糖分接種が問題だ」ということは告知すべきだと思いますけどね。  その部分が、大塚製薬を快く思っていない部分。もう少し、自分が売っている商品のリスクも告知すべきだ。実際、自社が広告主の番組では、「ペットボトル症候群」はあまり取り上げられないし...。  まあ、元々飲料メーカーは大口の広告主ではあるので、マスコミではこの現象はなかなか取り上げられない。

*5:多分、イメージ的には栄養補給的な点滴なのでしょうね。でも、医療機関でする場合、さらにインスリンを入れたりするようですけど。

*6:実際、風邪の時などは、効果が大きい事もあるようです。ただ、その場合にも、飲み過ぎは禁物です。