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風疹の感染源はどこに? 責任を一番感じていない層が多分、原因。

2013-07-12 より。コメント欄。

luckdragon2009 2013/07/19 04:18
> http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/2145-rubella-related/3724-rube-risuku20130716.html

> 20〜40代の男性を中心に風疹の流行が継続しており、今後も流行地域の拡大、感染者数の発生が続くと考えられる。今後のCRSの発生数の予測は調査研究結果を待たねばならないが、現在の流行状況を勘案すると、さらに増加すると考えられる。2013年のCRSの報告は、6月9日時点で既に2012年の報告数より増加した。今後も風疹流行が継続し、CRS予防策が十分なされない場合には、CRSの報告は更に続くと思われる。

他人事みたいに思っている層には、耳の痛い意見かも知れないが、基本的に、現在の感染の元になっている層は、20〜40代の男性です。

結局のところ、この感染症による重篤な影響を女性にのみ注目し、感染防御に何が重要かを考えずに、自己のワクチン接種に消極的な若年層の男性が CRS の発生に一役買っているのは、皮肉な事です。

後は、感染後に職場復帰の方ばかりを考え、妊娠の可能性の高い女性が多い職場に即時復帰を思考する、企業の姿勢にも問題あり。(多くの職場は理解が進みましたが、経営陣に結構、思考の古い方が見受けられる。そういう処は、風邪にかかるにも精神論を持ち出すし、そういった職場では感染症の考察も薄い。)

まあ、毎度の事ですが、自分以外の所に責任を転嫁しようとするのは、厚生労働省に限らない。(ゼロリスクで、ワクチンの報告事象を、総てワクチンに関係したものと看做すマスコミにも、責任の一端はあるが、ここら辺は結構無自覚と思われる。)

繰り返すが、CRS に関しては、母親のケアも重要であり、そういった場合に対象の母親を責める人間が存在する事も、考えておかなければならない。
そういった事が起きた際に、非常に顕著に出現する意見でもあるし。(証拠は、色んな処のブログのコメント欄を見れば分かる。)

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20130712

...どんな場合にも、他人を責めるのは容易い。
だが、大抵の問題の本質はそこには無い。コメントにも書いたが本来の感染媒介になっている、「20〜40代の男性」がワクチン接種に消極的なのは非常に皮肉。何せ、身近に妊娠可能な女性が居るはずなので。
また、書いたが、この場合に自分を責めるのは母親であり、母親の近くに居た風疹発症患者ですね。一番、ケアの考察をしなければならない対象者です。

関連リンク
風疹流行および先天性風疹症候群の発生に関する リスクアセスメント(2013年7月16日)