luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

放たれた矢は、止めようがない(情報の拡散の話)...。

拡散を望んでいない記事をネットで公開することに対してのmala氏の意見 - Togetter』という話がある。昨日のエントリーに関する、ブログ*1の話だ。
実際私も、サイトの主は、自己のサイトが示す意見に対して、各所で議論されるとか、リンクされるとか、引用されるとか、そういった事に考察がいかなかったのか、もしくは、考察に浅いところがあったのか、そう思っている。また、その点に関して、ある種の疑問点がある。


インターネットは、基本的に公開されているものであり、どんなサイトであろうと、アクセス制限がされているもの、閉鎖されているようなものでない限り、情報は公開され、引用される。
...好ましいとは考えないが、不法行為によって、転載されたり、恣意的に改変されたり、という事だってあるだろう。また、削除してもサーバーのキャッシュとして残るし、痕跡はなかなか消えない可能性だってある。
まあ、不法行為とかは、対抗手段を執りえるし、お願いによって状況改善が見込める内容もあるだろう。
実際に、先日の事案であれば、結局のところ、実名報道は止めてもらえたようだし。


しかし、同時に、自己サイトもメディアであること、そういう意味では規模に準じた責任はあること、それは認知し、自覚しておかなければならないと思う。
本ブログは、辺境というか、あまりアクセスが多くないブログではあるが、記事内容や、リンクしている先の状況によっては、アクセスが急増することもあるし、稀だが、ブックマークされることもある。うちですらそうなのだから、話題となっているブログなら、予想は可能なのではないか?
そういうことに対しては、やはり自覚的であるべきだと思う。


最後に、こういう怖い事例もある、という事で、『芸能人からのDM=私信の内容を許諾なくさらす人 - Togetter』を紹介しておく。件の主人公になっているアカウントは、要注意人物とされているので、ご注意ください。

参考リンク
ストライサンド効果 - Wikipedia

日本ユニ著作権センター/判例全文・1996/04/26
メールの無許可公表 -最近、私の友達が本を出したのですが、彼は、私の- その他(法律) | 教えて!goo

*1:参照先にもあるけど、『http://papabaka.exblog.jp/14605955/』『http://papabaka.exblog.jp/14615317/』の話。