日常生活では、ネットのように自発的に相手を選択する事が出来ず、とても嫌な相手に、嫌々ながら対面し、会話しなければならない場面に直面します。
色々な、「嫌な人」は存在しますが、今回は「人を悪態で従わせようとする人」について。
元々、人を従わせようとする、というのがサイテーですが、この場合には、さらに「悪態をついて、相手を不快な目にあわせる」行動まで付いてくるので、かなり酷い人の部類に属します。
自分の意に従わない事で、その人が「さも世界全体から嫌われている」かのごとく表現し、相手がその気持ちから脱しようとする感情を利用して、自分の意を通そうとする行動ですね。
何も考えないでいると、相手の術中にハマってしまいますから、こういう行動をしてくる相手に会ったら、まず深呼吸か何かをして、心を落ち着かせましょう。感情的になってはダメです。相手の思うつぼです。
そして、「その行動は、本当に全世界的に嫌悪されるものなのか」を良く考えましょう。
もしかして、その行動を嫌悪するのは、目の前に立っている人、その人以外にはいないんじゃないですか？ もしくは、その人に同調する、似た嫌味な人びとしか、嫌悪しないのではないですか？ 実は、ごく普通に人々が選択する行動なのではないですか？
そして、その嫌悪する行動こそ、全世界的に批判されるべき行動なんじゃないですか？ それは言い過ぎとしても、かなり一般的に、批判されるべき行動なんじゃないですか？
ただし、ごくまれに、悪態をつく習性の人の批判にも、耳を傾ける必要がある時はあります。
しかし、たとえ、ある程度は正当性を持った訴えであっても、それにかこつけて、相手に悪態を吐くような人間は、誠実な人間とは到底考える事は出来ませんが。
私は、そう思います。
