luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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モーツァルト・レクイエムを聴くと、メサイヤを思い出してしまう問題(苦笑)。

元々、レクイエムの二曲目は、メサイヤの「No.25 And with His stripes we are healed.」の引用と言われていまして、同曲の旋律コーラスが繰り返されて終わります。
実はこの旋律、レクイエムの最後の曲の後半分にもテーマとして出現し、旋律が繰り返されて、終幕まで行ってまして、二曲目の「Kyrie Eleison」の場合は次の曲が有名な「Sequentia: Dies Irae」なので、印象が消えるのですが、最後の曲は幕を閉じる曲のため、その印象のままになってしまい、メサイアに縁深い私としては、レクイエムと言うより、メサイアを聴いているような気になってしまい、なんかモヤモヤします。


それぞれ二曲は「Handel: Messiah, HWV 56」「Mozart: Requiem In D Minor, K 626」で、どちらも有名な曲ですので、興味のある方は一度聞いてみることを勧めます。このまま聴くと、私の言った印象が強くなってしまうかも知れませんが...。