何か最近、不況のせいか、自分が安定な地位に座って、不安な境遇に置かれている人の心理につけこんだ、不寛容なヘイトスピーチが目立つ気がする。
最近、見かけたのは、法務業の困窮*1や、ジェンダー的偏見に困窮な生活を余儀なくされている母子家庭*2、あとは障碍者差別*3。
ドヤ顔で語られる主張の薄っぺらさと、醜さ。...多分、自分の心を映す鏡を持っていないのでしょうね。
...本日は、短めの短文感想。箴言なんて、短いほうが心に届くでしょ...。
参考リンク
『はてなハイク - kmizusawa ...差別というのは社会構造（カテゴリー間力関係)に関わる問題...』
*1:実際、困窮に対して無神経な言動を発言するのを目にすると、法務業の大変さは公知されていないのだろうなあ、と思う。
*2:基本的に母子家庭は経済的に困窮し、養育費の支払いも滞っている場合が多いのに、何故か非常にレアなケースの、片親が子供への養育費を横取りするケースが論じられる。両親のいる家庭の母親が遊ぶことを不問にする一方で、母子家庭の母親のたまの遊びに出ることを問題視する。
*3:日本で、障碍者が実数の割に見かけないのは、単純に障碍者に優しくない社会という事も意味していると思うけど。また、高齢に伴い、障害者となることも結構あるというのは、つまり先天的ではなく、加齢や病気により障碍者となることを意味するのであるのだから、自分には無縁と笑ってはいられないのだが。
