luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

容易に識別可能な、一つの真理 〜良い企業では、人は簡単に辞めない〜

とても簡単だけど、参考になる記事と思われたので。
ハローワークはブラック企業の味方か? - 地下生活者の手遊び』より

そんなに高い給料を出さなくても、人を大事にする職場では労働者は辞めにゃーよ。

最初に提示された労働条件にウソがあったりしたら、労働者は長く勤めにゃーよ。

職場への人の出入り状況と勤続年数だけで、そうとうにいろいろなことがわかりますにゃ。*1 *2 *3

労働者をちゃんと遇している企業は人が辞めず、求職者側にも人気がでてそれなりに人を選ぶことができるようになることが考えられますにゃ。そして、あまりにブラックで人が残らにゃー企業では、いままでほどカモネギ労働者がやってこなくなるんでにゃーかな?

「こんな良い条件を出しているのに、労働者がすぐ辞めている。やばすぎ!」

http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20101012/1286817063

まあ、他にも非常に参考になるかと思うので、元記事を読んでもらうのが良いのだが。
実際、そんなに高い給与を出さなくても、ほどほどの給与なら、そして勤務体系が普通なら、なかなか人は辞めません。これは私の経験からもそう。*4
...逆に、勤務者をフォローしないような企業なら、ちょっと給与が高い程度だったら、結構な確率で、勤務者は辞めていきます。技術職とかなら特にね。*5 *6

参考リンク(隠れブラック企業)
CAREERzine:サービス終了


まあ、価値あるものを作るという意味では、こういう人もいて、こういう人を管理しきれない、という話もあるけけどね。→『「無料モデルに興味はない」「プログラマは創造的だ」〜セオドア・グレイ氏インタビュー:D89クリップ(19) - @IT*7 *8
これは、別の機会に。

関連リンク(公務員の退職後についての情報把握条例・考察)
条例における属地主義・属人主義 - 初心忘るべからず

*1:一般的に普通の企業は、勤続表彰制度を設けており、それを受ける人がいる、という事実は良い企業である事を示します。無論、その勤務者が勤務し続ける事が大事です。年齢を重ねたら辞めさせるような企業は、ブラックです。そういう意味では、勤続表彰されるような勤務者が普通に勤務し続けているかどうかも、ブラック企業ではない証明になります。

*2:ブラックな企業で良くありがちなのが、そういう勤務表彰される人を、親会社からの無能な天下り役員が辞めさせたりするようなケース。なので、勤務し続けるのが条件、と書いた。そういう勤務し続ける人は、地味に実力あったりするので、入ったばかりの勤務者には分からなかったりするので、安易に辞めさせられるような人かどうかを、自分の目で確かめる事も大事ですけどね。結構、無能だ、と噂立てられて辞めさせるケースもあったりするので。

*3:辞めさせる場合には、孤立化させて辞めさせる場合もあるので、笑って転職せずに、いつの間にか辞めていくケースには注意。そういうアンテナをしっかり持っている事が、自社の隠れブラック企業体質をあぶりだすきっかけにもなる。若い給与が安い時には、いい顔を見せている、隠れブラック企業も多いので。そういう意味では、あえて有給を数日とってみる、というのも、会社に対する良い試験になる。名目だけの有給休暇という場合もあるので。

*4:たまに、一日で向こうから辞めちゃう人も来たけど、それは単純に、面接でこっちが見抜けなかった失敗例で、そういう試用期間内の不採用みたいなのは除いても良いと思う。さすがに、ブラック企業であっても、試用期間内に辞められると困ると思う。アルバイトじゃあないんだし...。

*5:まあ、事務職?とかで、かなり良くない状態におかれても、転職できない立場の人が残っている、という事もあり得るけど、そういった内容は、さりげない会話で、それなりに耳に入ってくるものだから。該当者が在職の場合はね。

*6:これは禁じ手だけど、辞めた人と連絡取れる場合には、さりげなく連絡取ってみるのも手だったりする。ただし、当然、辞めた人と、それなりに交流があった場合だけだけど。

*7:そういう意味では、単純に退職者をカウントするだけではなく、可能ならば、その退職者の、退職への理由づけも問いかけてみると良いと思う。いわゆる、成功者の苗床になっているような会社、それ故に転職者が多い職場もあるので。まあ、そういう職場は、職場の雰囲気を注意深く観察すると区別可能だと思います。

*8:成功者の苗床の場合には、退職者というより転職者。真の意味での自己都合退職者が多い。偽りの自己都合ではなく。