マンモグラフィー検診の検診の効果は減少。

http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51860740.html

この18％の低下は、マンモグラフィー検診の導入とは無関係な、治療の進歩などの要因によって生じたと考えられる。そこで、検診地区の死亡率低下（28％）と比較地区の死亡率（18％）の差を取ると、10％の低下となった。この10％の低下が、治療の進歩などの要因とは区別される、検診の導入による乳がん死亡率の減少と見積もられた。しかし、この10％の低下は、検診地区で観察された死亡率低下（28％）の約1/3に留まり、しかも誤差範囲の結果に留まった。

こうした結果から著者らは、今回の結果はマンモグラフィー検診が乳がん死亡率を低下させるという証拠を支持するとはいえ、受診率の高い全国プログラムでも効果の程度は小さいと結論している。

http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51860740.html

疫学の情報から考察するに、乳がんのリスクの高い年齢層に限って、マンモグラフィー検診を行うべきではないか。