luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

twitter - 孫崎 享

孫崎 享 (@magosaki_ukeru) | Twitter

@Redfox_米国の態度:尖閣は日本の管轄地。従って安保条約の対象。同時に尖閣は日中で係争中であり,米国は主権の問題には立場をとらない。(ロシアが北方領土管轄。しかし主権と異なる)。1885年日本は支配するも歴史的にそれ以前の時点で中国の支配権下にあったというのが中国の主張。

@utamarugosho 米国務省は報道官談話で数回「尖閣は係争中、米国中立」と言明世界は知りうる立場。国際的認識は係争中。その事実を日本はほとんどしらさず,係争でないとしているのが問題。私の論点は係争地に公権力発動は武力衝突につながる危険な行動。抑制必要。日本の主権主張は当然

@yuzuriha2 日米双方は自国の国益で外交安全保障を追求。当然利害の一致する所がある。そこは協力。他方利害が異なる場合がある。米国にとり日中の軍事衝突に巻き込まれるのは国益に反する時がある。それが尖閣領有権への対応に反映、日本はそれを踏まえ、自衛を行うべき所は当然強化すべし

@kisugekisuge すでに係争。国際的認識はそう。「同盟国」米国ですらそう。政府の「係争はない」という立場はおかしい。繰り返すが主権主張と係争認定は両立可。歴史的に日本は自分の論理が正当と思い込みすぎ。少なくとも対立の存在を客観的に認識し対処考察が国際政治の大前提。

@hana_saku_ya @utamarugosho 重要な対外戦略の柱は軍事的紛争の可能性を出来るだけ低下させること。拿捕の段階で尖閣列島主権の主張は充分なされている。裁判で領域侵犯との判決が出れば中国の反発は一段と強まる。その意味で早期釈放を主張したい。係争の認識が重要

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やはり強硬姿勢はまずそうだ。*1
反応を見つつ、穏健な対話姿勢が必要だろう。問題は、双方のメンツを立てつつ、どうやって対話を行い、かつ、双方利益になる方策を見つけるか、だと思う。
また、中国に関しては周辺アジア諸国も問題を抱えている。これについて各国の協調を取り付ける事も大切だと思う。*2

*1:江副さんの著作にもあったが、軍事力の基本は、矛盾するようであるが、軍事力を極力使用せずにすませること、そのような考えから言えば、物理的な軍事力を使用する、というのは基本的には一番回避すべき内容だと思われる。現実は、戦争ごっことは違い、本当に血が流れるのであるから。

*2:政治は難しいですね。総ては「現実」と「推測」の狭間にある。おまけに、他の政治項目まで関係してくるし。