物語の根幹部分に触れています。
まだ終わらせていないのなら、終わらせてから見ましょう。
物語であまりにも描写が少ないので、今一つ伝わってこなかった、アーデンがルシス王家を憎む理由。
寄生虫*1を取り込む能力があり、その能力で人々を救っていたアーデンを、聖石に選ばれる前の王が殺した、という事らしいのですが、そもそも、アーデンは不死なのでは*2。
アーデンが人々を直す記述も映像もないので、そこの部分で、アーデンの苦悩が見えない。人々を直す事で、不死になってしまい、死ぬことが出来ない事を悩んだりしていれば、少しは何か感じる事もあったのかも知れないが、特にそういう描写は無い。
不死に悩んでいる様子も、世を闇で満たした後の喜びも見えないので、実は自分を倒してほしかったのではないの? みたいな感想を持った。