luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

犯罪を起こさない事に対する裁き、という違和感。

本当にそれで良いのか、心神喪失者等医療観察法。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック の続き。
刑法、刑事裁判と言うのはあくまで、罪を犯した結果に対して、罰を与え、その全体な枠組みの中で、犯罪を防止するという意味付けがされている。なお、本人の再犯を防ぐ意味合いもあるが、社会での同類の犯罪を防止するという意味合いも持っている。
心神喪失者等医療観察法や、作品サイコパスでもそうなんですが、罪を実際に犯している訳ではなく、犯すかもしれない事に罰と言うか、行動の制約を治療と言う意味があるにせよ、明確に強いる事が、どうにも嫌な感じがするのですよね。
実際には罪を犯さない状態であっても、行動の制約を強いるという部分が、罪刑法定主義に反していないか、という感情を引き起こしています。
作品サイコパスは、そういう意味では、私にとって、物凄い違和感を感じさせる作品です。あれが理想郷に見えてしまう人も居るのかも知れないけど*1

*1:で、実際にシステムが稼働したら、本人が拘束されちゃったりして(苦笑)。あり得る話だよ。