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HIV陽性者の就労制限、病院側が控訴してたのね。

先日、HIV陽性者への偏見ということで、看護師の裁判の判決を取り上げましたが、病院側が控訴していたのですね。高裁の記事が出ていたのに気がつきました。あれで確定せずに、病院側が控訴...。
就労差別は正当だと主張したい、という事で良いのかな? この病院は。
勿論、労使問題と、人権意識は違う、と主張したいのかも知れませんが、こういう行動って、病院に対しての利用者の感覚としてどうなのか、ちょっと気になります。
判決内容は記事からで、判決文を読んだわけではありませんが、HIV感染で就労制限を受けた元看護師 病院側に60万円の賠償命令|看護roo! (カンゴルー) から引用すると、

福岡県の20代の元看護師が、エイズウイルス(HIV)検査で陽性と判断され、退職を余儀なくされたとして損害賠償を求めた件で、2015年1月29日に2審判決が出ました。その内容は、病院に約61万円の支払いを命ずるものでした。

http://www.kango-roo.com/sn/a/view/1120

となっています。毎日新聞からの引用なので、さらに孫引きですが、元記事が見当たらないので。
なお、関連しての法律事務所での記事などがありますので、紹介しておきます。→ 九州合同法律事務所 : HIV検査:「結果の労務管理利用は目的外」2審も認める - livedoor Blog(ブログ)
賠償額が一審より下がったのが、ちょっと気になる...。まあ、判決文などを読まないと、理由等は分からないのですが...。