luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

既に何かの脅威に抗っている人間に、自らのみに窮状があると主張しても、怪訝な顔をされるだけ。

世の中には障害や、疾患や、困難を携えながら、懸命に生きている人がいます。状態は多様ですが、その人達にとって、脅威は日常的に存在し、それに抗う行動をし、その状況を、どう改善するか考察するのが日常です。
それに意識的でないと、何らかの事件で、自らに問題を抱えた人間が、まるで自分のみが世界から重石を与えられたかのように考えて、それを主張すると、それに対して冷淡な反応をされる事がある。
勿論、各自の事情は各自の違いがあるのだし、それが本人にとって大変な事であるのは事実だが、それはそれとして、それが自分にのみ生じており、他人にはそういった事が無いだろう、と考えるのは愚かな事。
語りかけた相手に、自分の窮状以上の、それも長期の攻防がある事も、それなりの年齢に達すれば、かなり確率高い状態になる。年齢を考慮しなくても、一般的な困難、例えば親との確執、セクハラ、パワハラ、人生上、経済上の何らかの問題などは、それなりに普通に存在すると考えておいた方が良い。
自分に生じた困難が、自分に専属的に生じたものであるとは、あまり考えない方が、良いのではないかな。