luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

人が人を助ける、本当の源の理由を考えようとしていますか。

人が人を助けたり、人を支えるのは、一見当たり前に見えるけど、何か理由があるからだよね。
例えば、生活のためにお金を稼ぐ必要があったり、そのために安定的な職場に居続ける必要があったり、そのために嫌いな人に文句を言う事を実は抑えていたり。
自分の要請に黙って従ってくれる理由が、実はその要請の正しさではなく、その要請に応える事が、別の人の評価に繋がっていたりすると、要請を出している人が勘違いしてしまったりする。その人を評価し、その要請を評価してくれているから従っている訳ではないのに、そういう理由からだ、と勘違いする。
大きな企業や、影響力のある職場で働いていた人が、職場を離れると、自分の人間関係が、実は自分を評価してのものでは無く、背後の力関係を考えてのモノだった、なんてのは結構起きる現象。


ところで、その勘違いした人が、その人が従っている本当の理由を潰してしまったら、どうなるだろうか。
...その人は、基本的に何も言わないけど、黙って、貴方の近くから姿を消すだろう。従っている理由が無くなる訳だから。
家族の大事な約束事のある日に、その人がそれをする事を妨害して、いつか、それが効いて、その人が家族を失ったら? その人が病気になった遠因が、自分にあったら? 自分が何気なく言った内容が、その人の評価を毀損したら?


ここが重要な事なんだけど、人は去る理由を、必ずしも告げてはくれないんだよね。だから、多くの人は自分に原因があった事を永遠に知らず、時に同じ失敗を何度も繰り返す。


...そんな事が起きないためには、人が従ってくれる本当の理由を知る必要が、実は、あるのだけど。
告げてくれない理由をどうやって知るか、実はとっても難しい。
性格に問題が無ければ、さり気なく教えてくれるくらいは結構起きるし、本人が察知できたりすることもある。


問題なのは、何度もそういう事を繰り返してしまう様な、相手の心や、感情を察知できない人が、重要なポストに居座り続ける時だね。犠牲者も、多く出るから...。