luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

ラストベガス、昔の仲間の人生の深みと、ロマンスと。

今回のコメントは、ネタバレを含みますので、観てからの方が良いです。

さて。良かったです。
筋自体は特にひねりがある訳でもなく、オーソドックスなものですが、それ故に、色々考えてしまいました。
昔の四人組、子供のころからの悪がき仲間が、かなり年老いて、健康状態にもそれなりに陰りが出た状態で、それぞれの家族と暮らしています。そこに、その中の一人(ビリー)が結婚する事*1になり、ラスベガスで独身最後のパーティをしよう、と集合するのですが...。
最初に、歌手*2が出てきて、何気に仲間の一人と恋に落ちます。一瞬誰とかな、と思っていたら、今回、結婚する相手(ビリー)とで、それも、その状況が、過去の四人組と一緒だったヒロインとのエピソードに、リンクしているのですね。
ヒロインは、一回、結婚する相手(パディ)とは別の相手に告白に行き、私とは違う、と説得されます。その相手が、今回、結婚する人で。同じ事が、今回も繰り返され、その中で、秘密にしていた、その内容が四人組の相手*3にばれてしまいます。さて、どうなるか?
最終的なエンティングの前に、パディはビリーに言います。「そこに愛はあるのか」と。今回の結婚に、実は疑問*4を持っていたのですね...。
最終的に、彼は今回の結婚相手に、結婚することを止める*5、と言い、ラスベガスで出会った歌手に告白に行きます。映画のラスト、故郷に戻った仲間に、再度の結婚の、今度は本当の結婚の連絡が行きます。


愛の告白。私もそれなりの歳ですが、まだ独身ではあるので、時に好きになる人は、未だにいます。年齢は色々で、年が近い人や、時に離れた人、状況も色々です。相手に好かれることもあれば、私があまり好きにならない人だったり、逆の片思い、つまりは私だけが好きな状態になったりもします。両想いな状況は、やはり多くは無いです。
そんな状況の中で、「相手を本当に好きなのか」と問い直すことは、結構重要で、私にこの年齢で法律婚があるかは別ですが*6、相手と一緒になる事を考えれば、ちゃんと考えなければならない内容ですね。特に、年を取った状況では、若い時のように良い事ばかりではないですし...。
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*1:相手は 32歳。どのくらい歳の差がある設定なのかな。30くらい?

*2:何か、見覚えあるなあ、と思ってたら、バック・トゥー・ザ・フューチャー3(1990)で、ドクが恋した教師の方でした。あれから、かなり年月が経ったのですが、年を取っても、お美しいですね。

*3:ロバート・デ・ニーロ

*4:というより、ちゃんと愛する事が大事と考えていて、それを確認しただけなのかも。

*5:相手に軽く叩かれただけで、修羅場にはなっていなかったのは、まだ若いからかな?

*6:事実婚はしたいのですが、法律婚は、相手の状況的に難しいかも。別に、しないと決めている訳ではないのですが。それは相手次第ですから。子供は、さすがに無理だろうなあ。相手が若い必要があるし...。