いつもは、ネタバレ含みなのですが、この映画は色んな人に見てもらいたいのと、初見の気づき、感動を味わってもらいたいので、観るポイント、注目の部分を、ほんの僅か、書くだけにします。私のお気に入りの映画。
これはタイムトラベルと言うか、時空を隔てての通信が生んだ、過去への干渉がテーマになった映画です。過去に消防現場で失った父親と、看護師の母親の元で育った、チビ隊長が、まだ生きていた頃の父親と、オーロラが輝く空の下で通信が繋がり、父親を助けることに成功します。
これで良かった、と思いきや、その過去改変が良くない事も引き起こしてしまい、三人で終わったはずの連続殺人が終わらず、父親の代わりに母親が死ぬ過去を生んでしまいます。...しかし、警官になっていたチビ隊長は、無線機を駆逐して、それを防止しようとし...。
無線機の周りで、色々な事件が起きるのですが、特に最後のシーン近くの急展開が凄かったのと同時に、色々な伏線が繋がって、とっても面白かった。
連続殺人犯の行為は、とある事件によって阻止されているのですが、それを阻止した事件も、非常に興味深い場面になっています*1。とても、さり気なく描かれているので、それぞれの人が語る、過去への言及に注意しておいてください。
...なんていうのか、互いの幸せへの想いが、ラストに繋がっていくのが、キーアイテムになっている無線機が繋ぐ、通信の会話から、というのがとても良かったです。
未見なら、とても楽しめる映画を一つ、残しているという事になります。...ぜひ、観てください。 観た後で、感想も聞いてみたいです。
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*1:その事件を阻止してしまったお蔭で、今度は犯人の行為を妨害する必要が、発生してしまうのですが...。
