luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

何か、考え方が卑近すぎるような。観測範囲のバイアスか。

愚かしさは密かに冷笑されるもの。気づくのは少数だが、確実に。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック の類似事例を、また目撃してしまった。
今度は、乗降ドアに寄りかかっているので、そのドアが開いた瞬間に線路に何か落として、異様に酷く切れた独り言を声高に叫んだ、一人の乗客。完全に自分の不注意なんだが、何故か、他人のせいにした叫びに、またもや静かな失笑が。またもや、本人は気づいていないようだったが。
これはあまりに痛すぎる例だが、これに限らず、どうにも身近な、それも自分以外の処に原因や、悪事を見つけて、何故か自分の責務の部分には触れずにいたり、他人に「自己責任」は問うが、自分で必要な分だけの責務を負う事を避けているような現象が、多く観測されてしまう。自分の観測範囲のバイアスなのかもしれないが。
無論、人の事を言うよりも、私自身の行動は考えなければならないが、とはいえ、私一人が行っても、社会全体としての動きも、やはり改善していかなければならない訳で。
社会的に、短絡の行動の傾向が見えるのが、私の観測範囲での、日本と言う国の社会の病根に思える。少子化、高齢化、政治の劣化、マスメディアの妙な内輪叩き*1など。
何か、対策が必要な時期が来ているのかもしれない。もしくは、いっそ現象が悪化して、各自が自覚する必要があるのかも。

*1:もしかしたら、表現の自由は危機が迫っているかも知れないのだけどね。言わずと知れた、最低な改憲案の話だが。