luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

人の価値は、その瞬間だけ切り取っても分からない。

この一連のシーン自体は、最近の映画 "Into Darkness" でも形を変えて表現されたし、それそれの考え方次第で意味合いや、表現、色合いを変える、示唆や思考を含む哲学みたいなものですね。
映画 STAR TREK 3 "The Search for Spock" *1 でのシーンの台詞。

luckdragon2009(rt多) ‏@rt_luckdragon

My father says that you have been my friend. You came back for me. You would have done the same for me.

https://twitter.com/rt_luckdragon/status/477178006939521024

luckdragon2009(rt多) ‏@rt_luckdragon

Why would you do this ? Because the needs of the one outweigh the needs of the many.

https://twitter.com/rt_luckdragon/status/477178058583965696

luckdragon2009(rt多) ‏@rt_luckdragon

ラストの言葉は、前の映画の最期の台詞に対応している。 あなたを助けたのは、あなたが救った、多数の幸福、それに あなたが勝ったからだ。 良く考えればわかるが、そもそもが、多数の幸福を一人が救ったのであれば、その一人を救う事が、多数の幸福に勝るのも、実は道理。

https://twitter.com/rt_luckdragon/status/477178714493448192

かなり色々な説明を端折っているので、映画を観ていないと伝わりにくい。STAR TREK 2 から 4 までは、基本的に色んな意味で繋がってるので、未見であれば一度見てください。


さて。映画のシーンを観ていて、多数の幸福とか色々考える上で、もう一つ、この映画のシーンが示唆するものがあるな、と思った次第。
それは、一人の人間の価値、その人間が成した成果は、その瞬間を観ただけでは分からない、って事。
この映画のシーン自体、前の多くのエピソードを下敷きにしているので、多くの出来事を観なければ、その時に起こした行動や、決断がなかなか分からない、って事を示唆している。
人は、その人のその場の行動だけを観て、安易に結論づける場合があるけど、世の中、それほど単純ではない。
人を見るとき、人を判断する時、ちゃんと前の経過も含め、ちゃんと確認しない限り、判断するなんてことはできない。...実は当たり前だけど、結構なおざりにされがちな事だと思っています。


相手の事、ちゃんと見てから判断していますか?