luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

弱者への「叩き発言」は、最終的には自分へのしっぺ返しだが。

時々思うのですが、若いときに、あまり強気になって弱者を叩いていると、年をとり、体が弱り、立場的にも弱くなったときに、かつての自分の強気の声と同類の、今の若者の強気の声で叩かれる、という過去の自分の言葉のしっぺ返しを目撃して、反省する事がある。
私は、あまり若いときに強気な発言を多くは行わなかったが、それでも結構、過去の自分の発言を思い出して、肝を冷やすというか、弱者経験の不足が若いときにはあるのだなあ、と考えることがしばしばある。
自分が世の中で、高給取りだったり、地位が高かったりすると、自分が恵まれた希少な存在であることを忘れ、そういう行動をとりがちで、特に若くて自己の健康状態に不安がない時期には尚更です。
身近に健康への不安が顕在化する時期には、過去の自分の発言で、身を切られるような思いをする人は多数出てきて、後悔する時期は、ほぼ全員*1が経験する。
惜しむらくは、過去の自分にそれを伝えられない事ですね。もし、タイムマシンがあったら、未来の危機を教えてあげたい気分になります。東日本大震災があった今、震災の話も伝えたいですが...。

*1:経験しないのは若くして死んだか、異様に健康状態が良好な年寄。