luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

言いたい事は分かる。ただ、場の理解に貢献する事は非常に難しい。

質疑応答なのに自分語りを始める人。あるあると有効な対策。 - Togetter を読んだ。
言われている事は分かるし、本来は「場の理解」をするための場を、自己の演説会やら、自慢大会、果ては他人への個人攻撃とかをするために使っちゃう人がいる事を苦悩するのも分かる。
ただ、質疑で適格な質問をする事や、補足情報を提供する事は結構難しくて、良かれとした事が議事を妨害する羽目になったりもするので、意図的なものや、無意識でも常習犯は別として、ある程度は大目に見たほうが良いかな、と思う。
神経質になり過ぎて、質疑者に攻撃的になったりするのは、自己の確証バイアスを補強して、相手をそういう感じの人と見なしがちになるので、避けたいかも。
確証バイアスは総ての人にあります。質問者にのみある訳ではないので、そこを忘れると、判断が偏りがちになってしまいます。


ただ、一点、会社の会議でも、公演の質疑応答でもあるんですが、その場を利用して「個人攻撃」や、「その人にいらぬレッテルを貼り付けようとする発言」がある事があります。
これは問答無用に害悪なので、それは拒否しておきたい。 ちなみに、会社の会議とかだとかなり頻発しますよね。助言の振りして「あんたは馬鹿だ」攻撃する奴とかは、本当に会議から叩き出したい、と思う。
最悪なのは、会議の多数がそれに同調してしまっている時。そういう時は自身が肯定できる意見でも「この場で言う事じゃあないだろ」と密かに思って居たりします*1


最後に、もう一度確認しておきたいのは、「確証バイアスは総ての人にある」という事。
個人攻撃が行われているような時には、それを行っている人にも類似の欠点があるかもしれない、とちゃんと考察しなければならない。無謬な人などは居ないので。

*1:指摘すると、本来、自身の肯定意見なのに、否定していると見なされたりするので、行動し難い。