luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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自己の確証バイアスの発見は、意識しないと難しい。

自分のツイートから...。

ツイートを分析して、気付いた事がある。妙な確証バイアスを持つ人も、それを想起しない話題は普通だと言うこと。

https://twitter.com/rt_luckdragon/status/333466247851282432

心理学的には、ステレオタイプは各自が持つ単純化概念。偏見などもその機構を持ちますので、それが実際の人間の挙動に出ているという事ですね。 n 値は正確に測ったわけではありませんが、人数的には多いはずです。
非常に面白いことですが、各自それぞれこだわる分野というか、対象があって、その部分に対してはとても顕著な傾向を示す事もあります。そして、これらは通常は論理的といわれる研究者などの人物でも起きます*1
最近の話題でよく例に挙がるのは、放射性物質、電力供給体制*2ですが、他にも犯罪に関する反応だったり、医療だったり、メディア批判だったり、政治だったり、教育だったり。
そして、その確証バイアスへの指摘も、相手にはなかなか理解されない事が多い。
認めたくない、という内容もあるかもしれないが、多くは認識に至っていない、確証バイアスの自己発見が出来ていないケースが多いように感じた。
普段の他の会話で、確証バイアスの顕在化が起きていないのであれば、なかなか自己の確証バイアスを気付く事は難しいだろう。


特に原因帰属*3に関してはかなり難しいように思えた。

*1:通常冷静な人が特定の分野に結構感情的になる状況も見る事が出来るのは、twitter が持つ、個人性やリアルタイムな反応というメディアの性格が関係しているかもしれません。

*2:ここら辺はかなり過激な反応が出るものが多い。

*3:参考 http://www8.plala.or.jp/psychology/topic/kizoku.htm