luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

和解が示唆するものと、法の背景に潜む怖さ。

順一さんの裁判内容(公表可能) - Togetter より。

まあ、裁判所が和解を勧めるのは、裁判は制度的に、「裁定」しかできないからだと思うのです。争点整理がある以上、事実追求にもならないし(争点のみの証明行為と、その裁定なので)。

判決、和解調書、ともに紛争を止めて欲しい裁判制度からの願いに見えるのですが(強制力があるから)、それでも絡むのを止めないと、謙抑的に振舞っている法から反撃されると思っている。

法は些事に拘らず。(法の格言) 日常生活で収められるならそれで、駄目なら民事で、それでも駄目なら刑事という、法の謙抑性を示した言葉。この言葉の持つ意味を噛み締めて、行動して頂きたいと思います。

警察だって、裁判所だって、実際に事件が少なく、自分たちが暇な状態を「望ましい」と考えているはずなんですよ。(中の人に聞いた、本音もそうですよ。)

http://togetter.com/li/500750

法というものは、上記の通り、本来は些事にこだわらないもの。法を持ち出さないで問題が解決するのであれば、それが良い。...何故なら、法は一旦持ち出せば大きな影響があるから。


私は思います。法が控えめに振舞い、実際の生活に影響を強く及ぼさない方が幸せだと。それは、法による強制力によらずに、自然に生活を営んでいける事ですから。
それを甘くみて、法をないがしろにすれば、法はその怖さをいかんなく発揮するだろう。