luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

不思議な医療ジャーナリストの指摘と、明確で正確な医師の反論。一種の清涼剤。

昨日の私の twitter 上で起きた話で、結局、関連のサイトにコメントがついたので、完全に論破された内容が判明しているんですけどね。


http://actio.gr.jp/2013/04/18204718.html』のコメント欄より。

oscar より:
2013年4月19日 1:27 PM

10day ruleは教えません。理由は「常に妊娠している可能性があると思え」ですから。「月経」と本人が思っていてもそうでない可能性が結構あるのはご存知ですよね。
尚、胸部撮影の際に生殖腺プロテクトをつけないのは体内散乱線のほうがずっと多いことが分かっているからじゃないのですか?股関節撮影では着けている施設がほとんどですが(女児の場合意味があるかどうかは微妙ですが)。

みのっち より:
2013年4月19日 8:36 PM

>妊娠可能な女性の放射線検査を,月経開始後10日以内に実施する必要があると考えた,いわゆる「10日規則」は,診療技術が発達した現在の放射線診療では,科学的根拠のない不要の規則である。しかし,「10日規則」は,一般の人々のみでなく,医療関係者にもいまだ驚くほど浸透している。
http://www.jcr.or.jp/news144/144_3b.html

http://actio.gr.jp/2013/04/18204718.html


不思議なのは、自分の考えに合致するからと、このサイトを紹介する感覚と、その情報は時代遅れ、と指摘された後の行動の修正がされるかどうか*1、です。
多分、修正はされないし、自分が紹介した情報が「実は古い情報を元に、他の医者を批判しているものだった」という事の認識が正しく成されているか、というと、そうではなさそうですね。
何故かと言うと、同様の内容で、多くの医師を叩く事を続行しているから。


メディアも、本人が行っている発言がどう指摘され、それ故に「誤りの情報が多いです、医療界に恨みでもあるのか?」と思われている事を、少しは考えて欲しいと思う。
そういう行動を続けることで、そういうメディアであり、恣意的な医療叩きを続けるメディアと思われてしまうのは、自業自得な気がする。
...まあ、指摘されるうちが花で、今に単純にスルーされるだけ、という事態も起きそうな勢いですね。

*1:判明したので、補足。ご本人は何度も指摘されているが、知識を更新していないとの事。→『まとめよう、あつまろう - Togetter』 ...つまりは全然駄目という事ですね。