luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

市民感覚など、「市民」を強調する意識には違和感が...。

今日はあまり時間もないので、気になった事を、少しだけ書いておく。
裁判員制度や、公的事業への市民オブズマンオンブズマン制度などについて、理想論をぶつ人に、よく言うのだが、それが本当に裁判運営や、公的事業に効果が出ているか、実際の司法業務、行政業務を害する状況になっていないか、慎重に考察する必要があるのではないか、と思っている。
一見、「市民感覚」というと、国民感情を反映しているように見えるが、マスコミ等に悪用*1されているように、恣意的な感情論にも利用されかねず、良いことばかりとは思えない。


どんな事でもそうだが、物事には良い面と同時に、悪い面も必ず存在する。その分析を行わないと、市民と名をつけた、単なる感情発揮機関のようになりかねないと思う。

*1:そう言って良いだろう。