今日はあまり時間もないので、気になった事を、少しだけ書いておく。
裁判員制度や、公的事業への市民オブズマンオンブズマン制度などについて、理想論をぶつ人に、よく言うのだが、それが本当に裁判運営や、公的事業に効果が出ているか、実際の司法業務、行政業務を害する状況になっていないか、慎重に考察する必要があるのではないか、と思っている。
一見、「市民感覚」というと、国民感情を反映しているように見えるが、マスコミ等に悪用*1されているように、恣意的な感情論にも利用されかねず、良いことばかりとは思えない。
どんな事でもそうだが、物事には良い面と同時に、悪い面も必ず存在する。その分析を行わないと、市民と名をつけた、単なる感情発揮機関のようになりかねないと思う。
*1:そう言って良いだろう。