luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

恫喝と恐怖が、集団の成長を止めると言う事。

ブラック企業でも、スポーツ集団の成績でも良いが、一見良い成績を上げているように見えて、内部資産を食い潰しているだけだったり、新規人材の良い部分だけ一時的に利用して、あとはポイ捨て、となっている集団は、実は内部の成長は止まっている。
使い古された手法、使い古された言葉が繰り返されている一方で、新しい手法は考察されず、集団の体質、行動は硬直化する。


良く考えてもらえば分かると思うが、激しく叱責される集団の中では、リスクをおかす事が出来ない。上層部が認めるような「従来からある手法に従って、努力していれば」叱責から免れるのであるから、その手法から外れる事はないだろう。
ハラスメントは元々良くない事でもあるが、「その集団の成長を止め、新しい環境、市場への対応姿勢を毀損するが故に」行ってはならないこと、なのだ。
問題となる集団を、良く観察してみるがよい。一見、成績は良いようで居て、何ら新しい価値観、手法、技術を創出できていない。
そういうものは、厳しく叱責する中では生まれてこない。相手の新しい試みの失敗を許す余裕がないと、それは出来ない。...そして、その集団は何れ世の中の変化について行けずに、消えていきます。
消えていくときには、存在の認知は小さいから、話題にも上らなくなっていたりします。...ひっそりと消えていくから、なかなか気付かれない。興味も引かないし...。なので、なかなか教訓にもならないんですよね。


...去っていくものの警句も考察されず、その人を悪く言う、自己正当化の言が繰り返されるのも、そういう集団の特徴です。