『2012-12-25』を読んでて、ちょっと思ったことを。
いや、法務業の傍らでお仕事していると、法律は重要なんで、こういう法務業には出会ったこと無いので、この社労士がどう法律を捉えているかは不明なので、それにはコメントしませんが。
一点のみ、この台詞について。
憲法ってのは国が国民のことを定めるんじゃなくて、国民が国の権力を制限するためにあるんだよ！
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20121225
お前、ただなんとなく「絶対に守らせられる強制力」がありそうな気がして「憲法」って言ってるだけだろ！
...いや、憲法どころか、法律*1って名前出せば何かを決定付けられる、とドヤ顔をする方、*2いっぱいいますよ。
さすがに法務業では、条文解釈が多様なことや、判例によって規定されうることは知っているので、毎日一生懸命判例雑誌を読み、現在の解釈は、法理では、とか、今の官庁の通達ではどうなっているか？ とかやります。
が、一般の方の法律知識って、どうも法律専門書を読んだところで止まっているらしく、こちらで、「いや、その法解釈は最高裁判例○×により変わりました。」と答えると、ぽかーんとする場面が多発して、説明に苦慮すること多し。
まあ、そういう方に言いたいこと。...本当に法律として口出ししたいならしっかり勉強すべきだし、そうでないのなら、専門業、それも懲戒くらいそうな奇妙な主張する方ではなく、ちゃんと実績あげていることを、業務内容を確認して、その方に依頼するなりした方が良いと思います。
...そんだけ。一冊の本で、簡単に対抗可能なのは典型的な内容で、各論に入っちゃうと、結局専門家の最新知識で覆されることも多いので。
あと。法律はちゃんと守りましょう(苦笑)...。
