luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

豚のレバ刺しを出している店は、ブラックリストに入れるべき。

...今日は(も)忙しいので、記事は短め。
元々、「豚は生では食わない」のが常識なので、知っている人には特に注意しなくて良いでしょう。
表題の件、元々、法の謙抑性を認める立場から、私自身は法規制には慎重であるべき考えを持つが、本件については、摘発し、営業停止にすべき、と考えている。


本日は、何故、そうすべきか手短に語っておく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000033-mai-soci』より。

生の豚肉は、寄生虫トキソプラズマE型肝炎ウイルス、細菌による汚染の危険性があり、E型肝炎を発症すると、重症化し死に至るケースも報告されているからだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000033-mai-soci

ここに出てくる「E型肝炎ウイルス」はどういう発症の仕方をするか。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_13/k04_13.html』より。

市販の豚レバーを調べた結果、1.9%からHEV遺伝子が検出され、さらに10人のE型肝炎患者について豚レバーの摂取歴を調べたところ、発症の2〜8週間前に9人の患者が生豚レバー、あるいは加熱不十分の豚レバーを食べたことがあると答えている。

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_13/k04_13.html

発症の2〜8週間前に、原因となる食物を摂取した、とある。


...つまり、この状態で発見されても、「潜伏期間が長くて、店が特定できない」「店が特定できても、長い間問題のある食物が提供され続ける可能性がある」という事なんですよ。
「こんなに長い間、問題が放置されるかも知れない」とか、「対象者が多数出てしまうかもしれない」とか、そういう問題を摘発せずに放っておいて良いと考えますか?
法規制が張られるのが一番だが、もし、それが行われない場合には、提供店をブラックリストとして公開すべき、と考える。なお、店が「ブラックリスト」と呼ばれるのを嫌がるなら、「提供店リスト」でも構わない。
要は、問題が長い間経って起きても、ちゃんと社会的な責任を果たせるように、自分の行為を社会に公開せよ、という事です。
飲食店は、提供食物に関しては社会的な責任を持っている訳なので、ちゃんと責任が果たせるような態度をとれ、という事です。


潜伏期間が長いから、『「うちのせいではないよ」と逃げることができないようにしておこう』という事です。

関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000033-mai-soci

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_13/k04_13.html』より。
E型肝炎ウイルスの感染事例・E型肝炎Q&A|厚生労働省』より。