luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

自己事業が立ち行かない事を、想起できるのは重要。

日曜日に、こういう話題なのも、世相かな?
今、『[病気な会社の再生方法]』という書籍を読んでいて。

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書籍自体はかなり真面目で、実態に即した内容が書かれているとはいえ、かなり地味な内容。...でも、これ、本当に事業を運営し、その隆盛、衰退を経験した人にとっては、かなり実感できる内容なのではないか。
特に、衰退していく事業が、その原因を他に求めてしまう処*1などは、殆どの事業で「そうなっている」と思われる。
実際、事業がうまくいっているが、少し陰りが見られ始めているときに、実は衰退の原因は顔を出していることが多い。そういった内容に正しく対処し、対策できているか、が事業の存続の肝になったりする。
そこで、攻撃し易い処に矛先が向くか、ちゃんと弱点に向き合えるか、事業の健康状態を保つには経営陣*2もふくめた全社員*3の意識が重要になってくる。
この人が、経営陣に存続していた頃の「T・ZONE」の再建計画の一環で、メイド喫茶が生まれ*4、未だに健在に存続*5しているのを、現実に目撃してみると、なかなか感慨深いものがある。

関連リンク
ASCII.jp:T・ZONE、秋葉原にコスプレ喫茶『Mary's』をオープン
http://www.mailish.jp/info.php
メイリッシュ - Wikipedia

*1:本来、事業は「自己の行動の状況に総ての原因がある」。それが正しく評価できない、運営者の心理的な偏見も含め、どこかに衰退の原因がある。実際、うまくいっていないのだから。

*2:当然に、経営陣は重大な責任を負います。でも、ここで社員のせいにしちゃう、変な経営陣も多いよね。それは、自分の職責を正しく認識しているとは思えない。

*3:現場で働くのは、実際の担当者だし、各社員はそれぞれに責任を分担する。

*4:参考:『ASCII.jp:T・ZONE、秋葉原にコスプレ喫茶『Mary's』をオープン

*5:参考:『http://www.mailish.jp/info.php』 現在、運営は「株式会社メイリッシュ(メイリッシュ - Wikipedia)」となっている。