luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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人は生きていきたいもの、最期のサインを見逃さないように

自殺の危機経路 人は、なぜ自殺するのか どうやって 自殺へと追い込まれていくのか』を掲示しておきます。


示唆的なのは、P.28。

自殺で亡くなった人たちも
実は生きたかったのではないか
そう思わずにはいられない
事実があります

http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/whitepaper2_1.pdf

...ほとんどの人が、実行直前に相談行為をしています。


P.12 より。

第一の段階は、自殺のきっかけとなる最初の危機要因が発生した段階
第二の段階は、最初の危機要因から問題が連鎖を起こし始めた段階
第三の段階は、危機要因の連鎖が複合的に起こり事態が深刻化した段階

http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/whitepaper2_1.pdf

...最期の段階では、難易度が上がっていると予想される。
本来ならば、軽い段階で救済すべきなのであろう。だが、リソースは十分ではない。可能な限り、発しているサインを見つけ、話を聞く*1、という最低限の行為はすべきである*2と考える。


考えるに、直接関係ある人は少ないとは思うが、人を自殺に追いやることで、自分の幸福な生活をおくっている、という事実*3すら、思い浮かぶ。

関連リンク
自殺は、「社会による殺人」 - Togetter
乙武洋匡オフィシャルサイト

自殺の危機経路 人は、なぜ自殺するのか どうやって 自殺へと追い込まれていくのか

自殺対策ページ移転のお知らせ - 内閣府

*1:自殺以外の行動の方向性を示唆する。

*2:本当言うと、この部分の専門職が、ある一定数、国全体に居てもいいくらいだ。

*3:大津市の事件は、まさに、その典型だったからこそ、人々の怒りが強く出ていると思う。