luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

ブラック企業の判定と、表向きの辞職理由

2012-07-17』に書いたコメント。

(前半略。本エントリーと無関係なので。)

ちなみに、退職の際の「差しさわりのない退職理由」って、口外したくない、嫌な理由が隠されている場合、結構ありますよ。(特に、その人が次勤務地で、順調に勤務を望んでいる場合)

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20120717

...まあ、書いたとおりの意味です。
実際に、ブラック企業に勤め、体を壊して辞任に追い込まれたり、処々の事情*1で辞めざるを得なくなっても、表向きの辞職にあたっての挨拶で、真の理由が語られる事は、まずありません。
体を壊しても「健康上の理由」だったり、異常に残業が多いことを忌避してたとしても、「家族の事情」だったり、パワハラがあって嫌悪してやめても、それこそ「処々の事情により」と言われますよね。皆さん。
本音や、本当の事情って、大抵、近親者、親友、大先輩とかにしか語られないし、そういう人達って、口が堅いから、本当にブラックな職場を退職する際にも、そういう職場である事は、基本的に語られません*2
まあ、お局様が気に入らない職員をいびり出す現場とか、派遣社員を異様にいじめる仕事場とかも、実在しますが、そこを辞めた人も、結局のところ、次の職場で健全に仕事をしたいわけですよ。
そうすると、波風起こさないために、辞職の理由も、穏便なものになってしまう*3
不穏当な企業や職場を気にする場合、表向きの辞職の言葉を気にするよりは、「その職場が異様に辞職者が多い」とか、「非常に印象の良い人が、何故か突然辞めてしまった」とか、そういう外側に現れやすい現象を追った方が、リアルな現実を知ることが出来ると思います。


...これは、就職先、転職先、派遣先について考える場合のアドバイスでもあります。ご参考まで...。

ブラック・ジョークな意味での参考文献
[]

参考リンク→『404 Blog Not Found:クビになった方がましかも - 書評 - 戦略的 クビにならない技術

*1:そもそも、この「処々の事情」って奴も、「差しさわりのない言葉」ですよね。...棘を抜いている。

*2:2ch とかで語っている人もいるけど、あそこは別の意味で信用できないので、あそこも実情を必ずしも反映していないと思う。あそこは、私情で辞めた人も、会社のせい、って語ってたりするので。← 本人特定できる某書き込みを見つけて、ふいたことがあった...。

*3:人によっては、真の事情を話すと、関連業種に圧力かけたりする人も実在しますので。...例外は、過労死や、そういう系の問題化した場合とかですが。