『http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00086.htm』より。
受賞したのは同校の「B&C研究同好会」のメンバー4人。日本農芸化学会が主催する「ジュニア農芸化学会」で、卵の膜を粉末状にして太陽電池の電極に載せることで、電池の持続力を高める成果を発表し、65点の応募作のうち、審査員から最も多くの票を集めた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00086.htm
この件、読売以外にあまり情報ないですね...。論文で学会発表というわけでもないので、調べるのにちょっと苦労でした。
入賞作品タイトルは『http://event.yomiuri.co.jp/jssa/prize/list.htm#KK01』にあります。
新しい高耐久性色素増感太陽電池 国立米子工業高等専門学校 B&C研究同好会
http://event.yomiuri.co.jp/jssa/prize/list.htm#KK01
『米津高専生が、卵殻の膜を用いて太陽電池の性能を高める技術を研究中、大手企業も協力を申し出: PVメモ』でも、「色素増感型」のことではないか、と出ている。
この研究成果は、2012年3月に開催された「ジュニア農芸化学会」で発表され、これに関心を持った「キューピー」社が、太陽電池の開発協力(技術・資金・機械などの提供)を申し出ているとのことです。
対象となっている太陽電池がどのタイプなのかは判りませんが、寿命に課題があると見受けられるので色素増感型あたりでしょうか?
http://news-of-photovoltaic.sblo.jp/article/55140140.html
いや、研究のタイトルぐらい見ましょう(苦笑)。書いてありますよ...。
『色素増感太陽電池 - Wikipedia』
『http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/solar_cell/01_mokuji.htm』*1
『有機エレクトロニクス材料 色素増感太陽電池用ルテニウム色素 シグマ アルドリッチ ジャパン株式会社』
『産総研:有機色素による高性能色素増感型太陽電池を開発』*2
該当の太陽電池が、一番下のリンクで紹介されているようなルテニウムを含まない素材なのか、それとも希少金属を含む素材なのかは、情報がなくて良く分かりません。
元々、この素材は他の太陽電池の素材と比べ、耐久性、発電効率に課題があるそうなので、その内容が評価されたのだと思います*3。
キューピーが興味を持っている、という事は量産して、汎用素材として流通できる内容なのでしょうかね。情報がないので、これ以上は分かりませんでしたが...。
企業が興味を持っているということなので、何らかのニュースリリースが将来出てくるのかもしれません。...期待したいと思います。
なお、大元の国立米子工業高等専門学校からのお知らせは、『国立米子工業高等専門学校 ジュニア農芸化学会で金賞を受賞しました。』と告知されています。
参考文献
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関連リンク
『http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00086.htm』
『http://event.yomiuri.co.jp/jssa/prize/list.htm#KK01』
『米津高専生が、卵殻の膜を用いて太陽電池の性能を高める技術を研究中、大手企業も協力を申し出: PVメモ』『色素増感太陽電池 - Wikipedia』
『http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/solar_cell/01_mokuji.htm』
『有機エレクトロニクス材料 色素増感太陽電池用ルテニウム色素 シグマ アルドリッチ ジャパン株式会社』
『産総研:有機色素による高性能色素増感型太陽電池を開発』