この考察を、実は幾分前に Yosyan さんと行っていた。
私自身はかなり前から感じていたことであり、現在の政治政権の短期的な任期*1も、各所への抗議行動も、ある意味では、この内容を反映しているかもしれない。
実際のツイートの内容は『長期化する、固定感情（認知）、固定知識 - Togetter』にまとめてあるので、見ておいて欲しい。
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...ある意味、自分の中では、これが誤り、間違いであって欲しい、と願っていた。
私の認識は間違いであり、本当はネットにしても、ネットに疎遠な民衆にしても、ネガティブな感情を保存せずに、自分の感情を解消し、自分で解決方法を考えていけるよ、と。私は、民衆を過小評価しすぎだよ、と、そう思っていた。
今でも、私は望みを捨ててはいないし、『他人の行動心理を推測する際の、誤りの話。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック』で述べたように、他人を安易に分かったつもりにならない事は大事なので、安易に人を決め付けたくはない。
ただ、ある程度そういう傾向がある人が、散見されるという事、また、そういう行為は、他人の行動を妨害し、事態の解決を遅らせ、状況の悪化を促進する可能性がある事、それについては言及しておきたい。
自分の心の中にある淀みは、何かしら吐露して解消したほうが良い。
だが、それは文字化して保存してはいけない。保存しても良いが、ずっと後生大事に抱えてしまう内容ではなく、自己昇華すべきものである、と私は思う。
そうしないと、その感情に振り回され、特定の情報に固執し、決して前に進めない状態になる。
実際の悩みのカウンセリングや、トラウマに囚われた人への療法として、認知行動療法がある。
不安に駆られた層にとって必要なのは、合理的な説明よりも、心理的なカウンセリング、悩みを聞いてもらうことであり、不安や感情を抑え、現実を正しく認識して行こうと努める、認知行動療法*2のメソッドではないのかなあ、と思い始めている。
ただし、認知行動療法にしても、カウンセリングにしても、変わりたくない人を無理やり引っ張っていくことは出来ない。だから、どこかで自分の心の棘、思考が引っかかっている箇所について、気付く必要*3がある。
どのくらいの人間が、この「負の螺旋」から逃れて、自らの希望を実現する道へ歩みだすことが出来るのか...。
私には予想できないが、ひとつだけ言えるのは、私はそこから脱し、前に進もうとする集団に助力するのであって、一緒に心中はまっぴらごめんだ、という事だ。
例え、日本全土が停滞の渦の中で立ち止まったとしても、時間は過ぎ、世界はそれと無関係に動いていく。...待ってはくれる訳ではないから。
関連リンク
『長期化する、固定感情（認知）、固定知識 - Togetter』『他人の行動心理を推測する際の、誤りの話。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック』
『｢非対称な洞察の錯覚｣から学ぶ、人が互いにわかりあうための第一歩 | ライフハッカー［日本版］』基本的に、自分は他人のことを理解でき、誰も自分のことを理解できない、と思い込んでしまうのです。
http://www.lifehacker.jp/2011/08/110825why_you_cannot_know_others.html『https://aspara.asahi.com/blog/jyozu/entry/7xjlGnmlOM』
『認知行動療法 - Wikipedia』概要
誤った認識・陥りがちな思考パターンの癖を、客観的でよりよい方向へと修正する、避けたがっている問題とあえて向き合うことで徐々にトラウマに慣れさせる、悲しみを外に出し心を癒すことで気持ちの安定を得る、などの方法を組みあわせることで、精神的な苦痛と、それに伴う身体的な症状を改善していく治療法。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95
