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自分が当事者になる事を、意識してもらうことの難しさ...

二日ほど前に、「自転車運転者でも実刑が出るよ」という話題を書いたけど、本人は多分、事故発生の責任の認識はないのだと思う。
裁判の判決時に、「自分以外の責任は?」と疑問を言い、裁判官に「二人の過失とは無関係に、(そんな事を問う前に)あなたには責任がある。」と言われている訳で。
この当事者意識の希薄さ、というのが、本当に問題の根幹を成している場合があり、これを理解させるのが事例の本質であるにも関わらず、とても難しい。
交通安全の話で言えば、今日私が必死で避けた方は「携帯電話を見つつ、無灯火の右側通行でこっちに突っ込んできた主婦の自転車」ですので、何となく、分かっていただけると思う。
実際には、自転車で歩行者をはねて重い罪に問われる事例*1もあるが、実際に最悪な運転を変わらず続けている方はいる。
安全をとてもよく考え、気持ちよく挨拶をし、交差する運転手がいる中で、こういう最悪な人*2もいるわけで。
今日のエントリーに結論はなく、それを考えた、という論点のメモに過ぎませんが、これは問題の本質にもつながるのだが、当事者になることを気付かせるのはすごく解決が難しい問題だと思う。


今日は、ちょっとその事を、心に留めておきたくて、こんな記事を書いてみました。

関連リンク
◎シリーズこれだけは知っておきたい法規(第13回)

*1:◎シリーズこれだけは知っておきたい法規(第13回)』より、「重過失致死傷罪の成立が認められた例として,自転車に乗って赤信号を見落とし,横断歩道上の歩行者の一団に突っ込んだ場合(東京高判昭和57年8月10日)」とある。

*2:なお、主婦の名誉のために。良いほうの人も主婦でした。つまり良い人も、悪い人もいる、という事ですよね。というか、主婦の自転車って、人によって荷物過重で異様に運転が危なっかしいんですけど...。個人差激しすぎ。