実は震災時に色々騒動があったおかげで、『NHK_PRさんは阪神・淡路大震災経験者だった - Togetter』という話があったのを、まったく知らなかった。
2011年3月11日以降も、怒られようが罵倒されようが一貫した「ユルい」ツイートには理由（わけ）があった。
http://togetter.com/li/114875
自身が震災を経験したことは、時々リプライで明かすだけ。
一連のツイートは、経験に基づいたNHK_PRさんの思いであるのだと知りました。
NHK_PR さんは、単純に面白いなあ、と思っていたのと、番組内容を知りたかったのでフォローしていたのだけど、言動にそんな意味があった、とは...。
後、この部分が、かなり胸熱くなる内容で。
@jusdagneau 私も阪神淡路大震災で被災しましたし、友人も亡くしましたので、理解は出来ますよ。
NHK_PR 2011/02/05 11:59:32(中略)
緊急地震速報が発表されています！東北地方です。火の元にご注意ください！！！！
NHK_PR 2011/03/11 14:47:40(中略)
@tarou5391s 停電のため、テレビがご覧になれない地域があります。人命にかかわることですから、少しでも情報が届く手段があるのでしたら、活用して頂きたく存じます（ただ、これは私の独断ですので、あとで責任は取るつもりです）。
NHK_PR 2011/03/11 17:40:51
...そして、何気に明かされる、リラックスしたツイートの意味。
皆さん長い緊張状態が続いているようで、様々なところでイライラと批判と強い口調の言葉があふれています。だからこそ、このアカウントでは出来るだけ日常的なユルいツイートをしようと決めました。ご批判もあるとは思いますが、ご理解ください。（もちろん緊急時にはニュース情報もお伝えします）
http://togetter.com/li/114875
NHK_PR 2011/03/15 18:39:14
ブックマークのつき方からいって、皆さん、知っている人は知っていたのですね。
...私は災害時は全然余裕なかったし、計画停電時期にはそもそも日々の生活に不安なことも多かったら、その事実に気づきませんでした。
「ご本人が阪神大震災の被災者であり、友人も亡くしている」という背景があり、そういった経験も踏まえた行動と言動だと、年が越した、この時期に知り、実は、結構感動しています。
経験が人を変える、とよく言いますが、実際の行動、特に責任を問われるような行動に反映される、というのは、言うほど簡単ではないと思います。多くの人は、「そうは言っても...。」と、なかなか行動には移せません。それをしっかり行動に移しているのは賞賛に値すると思います。
時々、ご本人は NHK というメディアの看板*1として、罵倒を受けたり、緩めのツイートに色々言われているようですが、それでも一貫して、方針を変えず、自己の信条を貫いているところに、素直に感動しました。
知っている人には既知のこと、だとは思いますが、知らない方のために、今一度、この事実を紹介したいと思い、本エントリーを書きました。
関連リンク
『NHK_PRさんは阪神・淡路大震災経験者だった - Togetter』
『NHK広報局(@NHK_PR)/2011年03月11日 - Twilog』*2『地震時にNHK放送のUST再送信を独断許可！ @NHK_PRの中の人の、超かっけー判断とアクション - Togetter』
インタビュー記事
『ほぼ日刊イトイ新聞 - その話し合いをしておこう。』
