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John Lennon and Yoko Ono - Happy Xmas (War Is Over)

何気に調べていたら、結構忘れていたこともあったので、今日はこれを掲載。
ジョン・レノンの、この曲です。

Happy Xmas (War Is Over) - John & Yoko, The Plastic Ono Band with The Harlem Community Choir - YouTube

...ちなみに、戦争の映像ですので、結構悲しい映像も流れます。閲覧時にはご注意を。

YouTube

和訳で歌った、こんな映像もあります。

John Lennon-Happy Christmas the War is over - YouTube

これは、元々のオリジナル、バック・コーラス「The Harlem Community Choir」と、各地に出した看板が映っているバージョンですね。冒頭の「Happy Christmas, Kyoko」「Happy christmas, Julian」って台詞も聞ける*1


YouTube』より。

The world is so wrong
世の中は変だね
And so happy Xmas
でもそうハッピークリスマス
For black and for white
黒くても白くても
For yellow and red ones
黄色でも赤くても
Let's stop all the fight
さあ争いはやめよう

(中略)

War is over, if you want it
戦争は 終わるさ
War is over now
今すぐ 終わるさ

http://www.youtube.com/watch?v=vEVhFuVuuWo

上記の訳には、少々不満がありますけどね。"War is over, if you want it" の部分とか。
単純に、戦争は終わる、とは言ってません。『もし、「あなたが」望めば。』と言っています。
ある意味、ここの部分は皮肉ですよね。逆から考えれば、『戦争は終わっていない。何故なら、「あなた方が」望んでいないから。』とも読めるのですからね。


戦地があり、戦いがそこにあるのであれば、そこには何か戦いを起こすものがあります。
それは単純に解決できない問題なのかもしれない。
または、単なる誤解による諍いに過ぎず、互いに矛を収めれば終わってしまう、単なる意地の張り合いの場合もある。
色々な場面、色々なシチュエーションがありますから、一概には言えないとは思います。
そして、多分、戦いの一部には、問題自身への無理解、無知によるものもあるでしょう。下手をすると、それが総て、という可能性もある。
歌詞の中に出てくるように、何らかの外見や地位などの違いに注目し、それを憎悪したりしている場合もある*2
...まあ、総ての事情を知ることは不可能なので、安易に分かったつもりになることは止めますが、戦いがあるときに、それに対して「War is over, if you want it」のフレーズを思い浮かべるのを忘れたくない、と思います。


戦いを終えることはできる、それは「あなたが望むのであれば。」

関連リンク
ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)/ジョン・レノン&オノ・ヨーコ ( 洋楽 ) - ホテル・ジワタネホの洋楽訳詞ブログThe Cinema Show - Yahoo!ブログ
ジョン・レノンのWar is overの意味がやっとわかったよ | 火の出るようなブログ.The Blog that comes out of fire!

ハッピー・クリスマス (戦争は終った) - Wikipedia
Happy Xmas (War Is Over) - Wikipedia
Baroque and folk and ... John Lennon

*1:オノ・ヨーコの前夫との娘と、ジョン・レノンの前妻との息子。

*2:肌の色、強きと弱き、富と貧困が述べられていますが、それ以外の多くの要素が、諍いの原因になります。