本日はドクターズウォークの日*1ですね。東京は雨も上がる模様です。
まあ、デモにせよ、日常の臨床にせよ、医学研究にせよ、日々の持病の闘病にせよ、私が思っている、最重要なことはひとつ。
医学は万能じゃあない、ってこと。そして、人も永遠には生きない、ってこと。
日曜日に、あまり穏便ではない言葉かも知れませんが、人はいずれ寿命や病気や事故で死ぬし、時には犯罪に巻き込まれたりもする。
特に持病で闘病状態だったり、障害もちだったり、精神科に通ってたりするような、常時病と共にあると、また、医療関係者で、そういった病気と日常的に接していると、そういう感情に「万能感」で対応しようとする、やっかいな「ニセ医療」「代替医療」「詐欺」なんてものが近寄ってきたりするものです。
私は、そういったものに近寄られた際に、必ず思い出そうと思っているのは、個人はいつか消え行く、永遠の存在ではない、医療は総ての人を救える、万能のものではない、という冷徹な事実です。
多分、それを心を留めて、論理的に考え、行動することに努めれば*2、詐欺師たちの甘言に踊らされることを少なくする事ができると思います。
では、良い休日を。休日ではない人には、良い時間を。
参考リンク
『http://dd2011.union.or.jp/11%e6%9c%8820%e6%97%a5%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%bb%e3%82%b6%e3%83%bb%e5%8c%bb%e7%99%82%e5%b4%a9%e5%a3%8a%ef%bc%81%e3%83%89%e3%82%af%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%82%a6%e3%82%a9』
『ニセ医療にハマる医療者に関する考察 - Togetter』
『http://www.2-opinion.net/html/2ndop.htm』それは、「医者をかえる」ことではありません。 主治医との良好な関係を保ちながら、複数の医師の意見を聞くことです*3。
http://www.2-opinion.net/html/2ndop.htm
