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人生は相乗りのバス? 映画「リトル・ミス・サンシャイン」

カテゴリはコメディというよりは、ロードムービーかな。
上映当時、かなり評判が良かったそうだが、じっくり観る映画で、特に派手なわけでもなく、結構ダレた感じで映画は進む。人生、勝ち組か、負け組みか、という台詞*1もあるけど、なんていうか、年収とか職業とか、そういう絶対的な評価というよりも、「負け組なのは、負ける事を恐れて挑戦しないこと」という言葉が総てなのかな。
ミス・コンテストや、パイロット候補生の適性について、あまりにも知らなさ過ぎる、とか、麻薬についての描写があんなに直裁的で良いのか、という疑問符はある。
が、特に物凄く派手な出来事が起こるでもなく、地味に人生の大きな出来事が起きる、という描写が妙にリアリティあったりして。
人生、何があるか分からないものなんだよ。何気にギアが壊れたり、どっかが壊れたりして。それでも、補いながら進んでいく。時にハチャメチャになったりもする。
映画自体は、私自身はあまり高評価ではないが、叔父さんの台詞が心に残っている。青年に「今は色んなことをやってみる時期だ。」みたいな事を言う、ラスト近くの台詞。正確な言い回しは忘れたし、ネタばれも避けたいので、正確に記すのは止めておく。


ま、人生、派手な出来事ばっかりじゃあないけど、さり気なく良いものだよ。

関連リンク
リトル・ミス・サンシャイン - Wikipedia

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*1:家族の父親が、そういうセミナー教材の製作者。