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近代的な避妊法について。

先日、不適切な避妊に伴う、妊娠中絶の判例について『男女相互行為の、心境相違と行動決定の結果。〜男女間での思いやり〜 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック』で取り上げたのだが、今後も取り上げる予定なこの内容について、日本では若干不適切な避妊の知識が、成人についても蔓延している可能性があるので、本日は下世話な話だが、「近代的な避妊法」について取り上げる。


まず最初に、まあ、膣外精射なんてのは論外だが、コンドームも既に時代遅れになっている避妊の現状で、日本がどのような統計結果になっているかを取り上げる。
}˜^¤”ð”D–@‚̍‘Û”äŠr』を見て欲しい。各国のグラフなどもあるが、日本のグラフを見ると、コンドームが、40.7% でダントツな事がわかる。まあ、これで良いじゃないか、と思う方は、『各種避妊法の失敗率と選択例』を見て欲しい。

コンドーム(男性用)
理想的な使用での失敗率*1 3%
一般的な使用での失敗率*2 14%

http://900.org.cn/ninsin/faq/hininhou.html

...まあ、なんと言いますか。要するに、常用する避妊法にしては、忌避率が低すぎる。要するに、失敗率が高すぎるんです。


私は個人的には、コンドームというのは感染予防具だと思ってます。避妊という意味で言えば、基本的にはピルであろうと思います。
無論、薬ですし、時により問題は発生すると思いますし、服用しても、コンドームを併用するのは、ある意味必要な事ではありますけど、真面目に避妊を考えるのであれば、ピルもごく普通に使用した方が、良いと思います*3よ。


無論、いわゆるパートナーとの合意形成が肝心であるし、文化的な、精神的な内容が多分に絡む内容であるから、変に突っ込んだ議論はしたくない*4が、望まぬ妊娠を避けるのであれば、それが望ましいのではないかと思う。


今日は、ちょっと大人の保健体育的な内容でしたが、そんな内容を取り上げてみました(苦笑)。

関連リンク
近代的避妊法の種類と妊娠率
各種避妊法の失敗率と選択例
}˜^¤”ð”D–@‚̍‘Û”äŠr


http://www.un.org/esa/population/publications/contraceptive2009/contraceptive2009.htm

*1:その方法を1年間続けた場合の失敗率

*2:その方法を1年間続けた場合の失敗率

*3:ピルにも、奇妙な陰謀論があるので、変な言説には注意した方が良いと思います。

*4:場合によっては感情的になってしまう内容ですよね。