冒頭にこれらの発言を引用する。
石戸諭(Ishido Satoru)
データや書いたものを真剣に読まないで煽ったり、レッテル張ったり、都合良く持ち上げたり、落としたり。見るたびにゲンナリするよ。
satoruishido via twicca
http://twitter.com/#!/kumikokatase/status/86219544808529920
2011/07/04 01:03:20
石井孝明
高木仁三郎氏は情報の正確さとまじめさは推進派でも一目おいていた。彼が10年で変わった代替策自然エネ(まだ未熟だが)をみて自分の思想に取り込めば、そしてかたくなさが少し和らげば、原子力政策の対話もできたかもと期待するがはかない夢か。はっきり言うと今騒ぐ人々のレベルが高木氏と違いすぎ
ishiitakaaki via web
http://twitter.com/#!/ishiitakaaki/status/87375300870148096
Retweeted by satoruishido
2011/07/03 13:21:09
総ての人間の発言に、自己の思想のバイアスが入る事は避ける事が出来ない。総てを全面的に信用するのも、総てを全面的に拒絶するのも、どっちも不健全だと思う。
そういう意味で、レッテル張り、罵倒、拒絶、そして自己の考えに沿う人への盲信、どれも良くない事だと思う。猜疑心に凝り固まれば、逆にそれを利用される事にもなる。とはいえ、逆に何かを盲信するのも、自己検証しない、という意味では不健全だし、自己のリスクを他人任せにする。
結局、実は従前から変わらないのだが、自分のリスクとベネフィットを、適切に判定する以外の方法はないと思う。
以前以上に冷静になり、現実的な見方をするしかない。
そういった考え方に、以前から慣れ親しんでいる人たちがいる。
自分の人生に於いて、自分がハンディキャップを持つ事を認識し、自己の限界を認識し、注意深く、リスクとベネフィットを計算しつつ、生きていた人たちだ。迫害される事も多く、色々なストレスが自己をさいなむ事を知り、ストレスにも果敢に立ち向かっている。
そういった、ハンディキャップを持つ人、闘病生活を行っている人、色々な弱点を持ち、それを認識して人生に立ち向かっている人、そういう視点から学べば良いと思う。
自分は「普通?*1」の生活者であって、そんな人たちとは違う、と妙な優越感や拒否感の感情を持つ人もいるのかも知れない。
しかし、私にはそんな感情こそ幻想だと思う。人の人生での多くの障害・障壁も不可避のもの。無条件な幸福の約束こそ、無責任な言動だと思う。基本的に、どんな人間であろうと、量の多少はあれ、苦闘の人生を歩む、と捉えれば良いのではないか、と、私は思っている。
それ故に、それを克服し、平穏な人生をおくることが幸せなのだと。
まずはそこから始めれば、東日本大震災以降の人生も、実は大きく変わった訳ではない人生*2だと、考えられるのではないかと思うのだが、どうだろうか。
ひとまず、感情的にならずに冷静に考える処から、始めてみてはどうだろうか?
参考情報(水産物に関する考察メモ)
『http://www.foocom.net/column/editor/3733/』で書かれている事は概ね正しいと思うが、『「水産物についてのご質問と回答」の変遷 - 勝川俊雄公式サイト』に記載されているように、水産庁の表現にも問題はあるので、それを考察しようと言う事。
自己検証は、これらの情報を見れば、大切なのは自明だと思う。