luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

今日は雑感。普通の人たちは、専門職の経験の蓄積を軽んじ過ぎなのでは...。

最近、専門的なサイトの情報や、専門的な分析、意見などを、ネット検索で、調べている。
すると、とてつもなく苦労します。
...仕方がないので、医療関係者に聞いたり、法務実務者に聞いたり*1。でも、この時点でも、用語解説が必要だったり、時間をかけて互いの確認が必要だったり。


私は以前から、結構言っているかもしれないが、どうにも、そういった専門的知識について、安易にネットで情報が得られる、と勘違いしている向きが多いように感じる。
専門職というのは、日頃から、論文を読み、判例を読み、実例を学び、自ら実地に顧客に対応し、時には、反社会団体と面と向かって対峙し、という行為を行ってきている。
そして、それでも、日常に対して行動に配慮する事を忘れないでいる。自分が間違う事にも、かなり自覚的だ。


それに対して、ごく一部ではあるが、専門職ではない人は、安易に断言できるものだ、間違わないものだ、と軽率に思っていないだろうか。
最近のデマ騒動やら、原発に関して、やたらと単純な二元論を振りかざして「御用学者」なんて安易なレッテル貼りつけたり、安易にきめつけたりしている言動を見ていると、そんな懸念が強くなる。
最近、酷い例を見たのは、同調圧力が異様に大きく、また自らは実行に関与していないのが原因なのか、高齢者の集団、学生の集団に顕著だったが、やたらと「自分の子供の心配」を、錦の御旗に振りかざす、親にも閉口した*2


まあ、今日は雑感なので、そんなところ。心配になると、認知心理学の下記の本を読んでいたりする。
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*1:もちろん、ネットじゃなくて、実際に出かけます。まあ、メールでも確認しますが。

*2:別に、ごく普通の友たちや、恋人を心配するのが、それより、劣る訳ではないと思うが。