結局のところ、自分が未知と言う事を知ることが鍵。

コメントで端的に言える事ではないが、いろいろな症例、障害に対して、隠れた差別意識がある事を知ってもらいたい、というのが私の意見。これは、てんかん、だけに限った事ではない。
...実際、「患者団体の圧力に、安易に言及する。」という事は、多分、現状の差別を把握していない事に繋がっていると思う。
『http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10867098103.html』より。

7 ■日本の疾患に関する意識を考察するに。

私は、この事件、ひとまず被疑者の状況判定は、捜査中の事もあり、安易に把握した、と言ってはならないという見解に立ちます。(警察捜査に関しては、推定無罪の法的立場より、慎重な立場を採ります)
一応、法務に近い立場にいます(私自身は法務職ではありません)ので、そういう立場です。

なお、被害者感情の話に関して言えば、逆に本件については、被害状況より、被害者感情に容易に同情があつまる状況ですので、それを考察した方が良いと思います。

類似の疾病を持つ方々が、心配して良い状況です。これは。
何故なら、そういう被害者感情に沿ったうえでの法務改正への動きが出てくる懸念が発生するような事件であるからです。
(被害者が、複数の未成年ですよ。これが被害者感情に寄り添う報道を生まないとは思えない。)

で、そういう状況と、現状の日本の各種疾病(これはてんかんに限りません。いわゆる持病と言われる、通常疾患まで含む、疾病。)に対する偏見の状況を考えると、この事件は偏見の発現に力を貸してしまう懸念が多分にあります。

だからこそ、こういったエントリーが立てられる訳であり、いわゆる疾病を平時意識しない方々*1に関しては、どうか、そういった方々がいる事に想いを馳せていただきたい、そう思い、ここにコメントを書いておきます。
luckdragon2009 2011-04-21 13:41:23

http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10867098103.html

参考文献*2
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*1:そういった方々は、きっと被害者の感情にしか、関心が向かないと思う。無論、報道内容が正しければ、今件の加害者は、非常に迂闊だとは言えるが。

*2:昨日エントリーの参考文献も、参考になると思う。