luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

世界を正しく怖がるために。

私もコメントしていますが、現地、福島での、精神的なストレスは大きいようです。→『おばあ曰く「戦争の時よりひどい」 - 夜食日記


...私は現時点としては、地震原発に関しては、実態より大きな恐怖を感じている事が問題だと感じています。
信じる、信じない、は別ですが、繰り返しになりますが、チェルノブイリのような大きな事故、かつ、対応が非常によくなかった事故の際ですら、放射線の後日の影響は、大きくなかったのです。
それよりも、ストレスによる精神的な困窮や、懸念による、いろいろな悪影響の方が、実は大きかったのではないか、私はそう考えています。
現在、停電の懸念*1もあるので、人々の脳裏から「怖さ」を取り去るのは、非常に難しいでしょう。また、人々の不安な心理にかこつけて、妙なデマや、自分に都合の良いプロパガンダ*2を喧伝する内容が多く、時に、非常に不快に思います。


こういう時に、必要なのは、健全な懐疑の精神と、ちょっとした笑いです。
別に「不謹慎」と言われても構わないです。私は、今は、これが一番必要だと思いますので、お勧めの書籍と、必要な情報のリンクを、ここに掲示しておこうと思います。




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いろいろな話を、懐疑的に検証する際に、必要な内容を収めている、分厚いが、とてもためになる本。




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自己のプロパガンダに執着する集団や、原発へのブラックユーモアなど、いろいろな意味で、健全な批判精神を呼び起こしてくれる本。特に、反原発という訳ではありませんが、原発へのブラックユーモアもあります。(あまり売っていないようなので、図書館での貸し出しがお勧めかな?)




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実は、この後にも四冊、続き物になっているのですが、やっぱり、最初の巻が一番楽しいかな。
非常にハチャメチャな話で、地球が無くなってしまう最初から、かなりシニカルな感じです。でも、面白いし、何か変な状況を笑いのめせるような力になると思います。少なくとも、私にはなりました。

参考情報(地震原発関係、停電も。)
放射線強度&東日本大震災関連地震 (2011/04/12まで): 忘却からの帰還
汝の隣人のブログを愛せよ | LOVELOG
http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20080713/p1
http://www.taro.org/2011/04/post-977.php
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110412a9.html
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110412-760410.html

*1:特に夏場。

*2:最近では、原発事故のせいか、反原発系が特にヒドイです。最近で、一番醜く、嫌だったのは、被災地の福島県小野町を舞台に、実際にはない架空の恐怖を煽ったブログが酷かった。デマ拡散になるので、リンクは張りません。