『最後の砦 台湾からの恩義』より。
日本人の平均年収の半分以下の年収で、しかも日本の六分の一程度の人口の国の民間人が、21億円も義援金を提供してくれたのである。
http://bastion2007.blog86.fc2.com/blog-entry-68.html#
これは個々の台湾人が小遣い程度の金を寄付したのではなく、個々の台湾人が日本の為に私財のかなりの額を提供してくれたという事だ。
(額から考えて、私財のほとんどを提供してくれた人もいる可能性が高い)
台湾の近年の歴史を見ると、今の政府の前に、日本の影響が色濃い場所であったのが分かる。伝染病の根絶や、教育関係*1、日本の関与があった。
...ではあるが、こういう大きな支援を寄せてくれた事は、決して忘れてはならないと思う。近隣に、こういう国がある大切さ、決して忘れてはならないと思う。
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雑誌内に、李登輝さんが「台湾は日本の恩義を忘れない」を寄せている*2。それによれば、1999年の台湾の大地震の際に、日本は迅速に災害地への救援隊を大規模に派遣している事が分かる。
こう考えてみると、原発の対応の不協和音はともかく、災害派遣、地震救援という対策においては、日本は世界中で結構活躍してるのだなあ、という事は分かる。実際、原発以外の、道路修復の迅速さ、などはかなり賞賛されていたりする。