オスプレイの安全性*1について調べていて、何か不思議な雰囲気だなあ、と思ったのは、少し感情的に皮肉っている文章の中に、相手を「ビリーバー*2」と呼んでいる文章があって、違和感を感じたのだが、私はどっちにも確証バイアスが生じていて、こういうのは特定の層だけに存在するものではないから、自分自身も同じ罠にハマる可能性を考察する必要があると思ったのだが。
ま、これは他人ごとであって、私は科学的懐疑論の行動をするだけ、だけどね。
ちなみに、私はこんな感じで、見解が相違しているだけなんじゃないか、と思っている。*3
- オスプレイを運用したい側は、軍用機として安定して稼働するような危険率では航行可能になった、だから大丈夫、という見解。
- オスプレイが来てほしくない側は、元々、軍用機が市街地のような、病院も学校も、もちろん住宅もあるようなところを頻繁に飛ぶのは嫌だと思っているから、ある程度民間航空機並みの安全性は持ってほしい、という見解。
で、多分、軍用機は元々高機動性を想定して設計するし、攻撃で損耗してしまう想定は通常あるから、危険率の一部には目をつむっているだろうと思う。後者の危険率への希望は、多分果たされない。
推論としては、軍事基地が一般市街地に接しているのは両者の希望を考えると避けた方がいいし、訓練空域も、定期的通過コースも、可能な限り市街地は避けた方がいい*4と思う。
これも、下書きに保存しっぱなしだったので、公開しておく。少し後になったら、また推敲するかも。
