企業の新入社員の季節は、日本では一般に四月初日なので、そろそろ新入社員の緊張感も去り、先輩社員の行動を冷静に眺めることが出来る時期になりつつある。勿論、多くは見えてこないけど、少しは見えてくるものもある。
大抵は、大袈裟にドヤ顔で語られる「変な常識(実は無思考で繰り返されている悪習)」の奇妙さが、気付き始める最初の物事、かな。
それで、異論や反論を気軽に語れる環境ならいいけど、多くは相手への束縛を保持したままに、相手の意見を聴くだけの見せかけだけの寛容さが、かなり多い。
そういう環境では、せっかくの新鮮な感覚からの素直な意見が消えて行ってしまう。本当は、それこそ、組織老化を防ぐための新鮮な外気なのに。